設備情報(2)「ラクラクハンド」
前回に続きまして設備の紹介です。
今回の設備紹介は「ラクラクハンド」です。
「ラクラクハンド」はハンドクレーンの一種ですが、弊社ではレーザー加工機に材料を搬入する時に使用しています。それまではホイストを使用していましたが、ホイストだと作業の仕方によっては材料がブランコ状態になって危険な状態になる事があるので、2020年の2月に導入し現在に至ります。
特徴は「操作が簡単である事」「安全性が高い事」「材料に傷を付けることが無い事」が挙げられます。 「ラクラクハンド」には沢山の種類があるのですが、弊社の場合、加工機への材料搬入に特化している為、電気式の350㎏タイプにバキューム吸着式のアタッチメントをつけて材料ストッカーからレーザー加工機のテーブルまでダイレクトに搬入する形をとっています。
とにかく操作が簡単な事と材料が振れる事が無く細かい位置調整が容易である事で作業者の技能に頼ることなくスピーディーな材料搬入が可能になった事が最大のメリットでした。
アタッチメントの安全性も細かく配慮されているので、安心して作業できることも大きな特徴です。
江原製作所のレーザー加工を支える「ラクラクハンド」
メリットを考えたら高い値段もアリです。
(前回同様 宣伝云々でなにかあるわけではありません)
Previous設備情報(1)「溶接用3D定盤」